私たち人間には
「想像（イメージ）する」という
素晴らしい力が備わっています。
アインシュタインは
この誰もが持つ想像力の本当の凄さを
知っていた一人でしょう。
「イメージできるものは実現できる」と
よく言われますが、
それを心から信じることができ、
実際に活用できる人は
まだ少ないのかもしれませんね。
羽生選手は以前、
平昌オリンピック前に
負傷していたのにも関わらす
奇跡の金メダルを取りましたが、
これは、
実際の氷上練習ができなかった
2ヶ月間のイメトレ効果だと
私は思っています。
イメージトレーニングは
緊張を解きほぐす、というような
精神的な効果はもちろんのこと、
筋力アップさえも可能であるというデータが
多くの学術論文でも報告されています。
私達が
イメージ力の凄さについて
頭では理解できたとしても、
厄介なのは、
望む結果をうまくイメージできているのか、
自分ではよくわからないことです。
イメージは
頭の中で起こっていることなので、
誰かに見てもらって
チェックしてもらうことも
できません。
イメージするのが
上手な人もいれば
苦手な人もいるのですが、
誰にも見えないので
自分のイメージの明確さも、
人とはどう違うかを
詳しく比べることもできません。
ですので、
普段、自分の理想の姿を
イメージする機会があまりなかったり、
イメージは苦手、あるいは
うまくできているかどうかわからない、
という人には
「可視化（見える化）」することが
とても効果的です。
頭の中にあるものを
実際の世界に見えるようにすることで、
自分がイメージしたものを
客観的に見ることができ、
理解が深まるからです。
自分の夢に関する写真を集めることでも、
望む結果に関して絵を描くことでも、
あなたの頭の中にあるものを
自分の目で見て確認できるように
一度、この世界に描き出してみてください。
そうすれば、
自分の夢が実は曖昧だったとか、
この部分に関しては
まだ決まっていなかったとか、
本当はあまり望んでいなかったとか、
色んなことに気づきますよ。
夢の「見える化」、お勧めです(^^)
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